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仕組債入門
スコットY・ペン,
ラビE・ダッタトレーヤ,
仕組債研究会
シグマベイスキャピタル
A5 512 pages, released in Nov. 2001
6,600 yen (including tax 600 yen)
, Free shipping fee to Japan.
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実際に発行された仕組債を投資家・発行体双方の視点から分析し、各種仕組債の構造とその特性を明らかにする
難解な数式による説明を避け、基本的な内容から解りやすく解説する本書により、多くの読者に高度な金融技術の集積体である仕組債の世界の扉が開かれることになろう。
まえがきより
「仕組債は『水素爆弾』のように『危険な』モノではない。」というのが本書のメッセージです。筆者は、あくまでも「クールに分析する」ことを仕組債の関係者、特に投資家に語りかけています。本書で大切にしていることは、「そもそも仕組債は投資家のニーズに合わせて―開発―されたモノである」ということです。但し、ご承知のように「リターン（儲け）と手にする」ためには、「リスク（変動性）を受け入れる」必要があります。これは仕組債にも当てはまる話です。このコンセプトを読者の方が理解しやすくするために、筆者は各商品に関して「シナリオ」分析を行っています。換言すると、例えば、「こういう状況が発生したら」「仕組債のリターン（又はリスク）はどのように変化するか」ということです。これを受け、仕組債の解説上、高度な数式を極力排除し、実際に設計された仕組債を中心に、シナリオ分析を通じて直観的に理解できるよう工夫されています。また、仕組債が実際に発行された時の経済状況といった背景や、仕組債の設計過程等を扱っており、本書は包括的なな用に仕上がっています。是非とも最後まで読んでいただきたい本の1つです。（2001年10月 仕組債研究会）
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