

1980年代にジョン・ボリンジャーによって開発され、アメリカのみならず全世界のトレーダーに愛用されているボリンジャーバンド。 その理由は、株式、FX、商品、先物などすべての金融市場で機能し、その時間枠もスキャルピングから日足、週足、月足まで広く機能するため、現在ではさまざまなチャートソフトに搭載されているその汎用性の高さからでしょう。
ボリンジャーバンドは、バンドやエンベロープなどと同じで、現在価格がこれまでと比べて高いのか安いのか示すインディケーターです。このインディケーターとプライスパターンを組み合わせることにより、様々なトレーディングアプローチが可能になります。
その利用法で最も有名なものは、「価格が上部バンドと交差したときに売り」「価格が下部バンドと交差したときに買う」といった、平均値への回帰を前提とした逆張りでの利用法でしょう。その手法を解説したり、逆に否定しているサイトなどをよく見かけます。 ですが、ボリンジャーバンドをその単純な利用法で済ませるのはもったいないといえます。さらに派生した指標やシステムを使ってよりボリンジャーバンドを強力に使えるようになります。
「ボリンジャーバンドレター」では、ボリンジャー氏のポートフォリオを公開しています。ボリンジャーエンベロープ、アイスブレイカーシステム、%b、ADラインなど、さまざまな市場をボリンジャーバンドを使って分析・解析しているボリンジャー氏のポジション結果を知れば、そボリンジャーバンドのさらなる優位性に気付けるでしょう。
一般的にバンドは移動平均線と同じく価格の中心値から上限と下限域を示しています。一方で、エンベロープは中心値が不明瞭で、高値圏、安値圏といったプライスの位置を示します。ここでは、トレーディングバンドをある条件と比較して高いのか、それとも低いのか示すインディケーターと定義しています。
最初のトレーディングバンドは1960年のウィルフリッド・ルドゥーのバンドでしょう。彼はダウジョーズ工業平均の月足の高値と高値を結び、同時に安値と安値を結んで長期投資のタイミングツールとしていました。ルドゥーの後、トレーディングバンド開発の正確な順番ははっきりしていません。 1960年、チェスター・ケルトナーは10日移動平均ルールを基にしたトレーディングシステムを開発。後にケルトナーバンドとして知られるようになりました。
次にサイクルをもとにエンベロープをプライスストラクチャー上にひいたのがJMハーストです。ハーストの作品は非常にエレガントなので、それを再現しようとする人が多くいましたが、誰も上手く真似することができませんでした。 1970年代になるとパーセンテージバンドが人気を博しましたが、誰が開発したものかわかりません。移動平均を定めたパーセンテージに上下させてバンドを作成するという至ってシンプルなツールで、マニュアルで計算して手書きできる点が優れています。7%バンドとは移動平均の107%の上限と97%の下限にバンドを描くものです。 私自身がパーセンテージバンドを使っていましたが、のちに、X期間の最高値と最安値を基にしたドンシャンバンドが人気になりました。これらのバンドとエンベロープが当時、よく知られていたツールです。その後、それらのツールは改良されましたが、今も広く利用されています。 今日、ポピュラーなバンドはドンシャン、ケルトナー、パーセンテージ、そしてボリンジャーバンドです。
パーセンテージバンドは固定比率を用いているため、マーケット環境の変化に対応できていません。ドンシャンは直近の最高値と最安値を使っています。ケルトナーバンドは真のレンジ平均を用いて市場の変化に対応しています。ボリンジャーバンドは標準偏差を用いてマーケットの変化に対応しています。
1980年、私自身、フルタイムでトレーディングに関わるようになったとき、オプションとテクニカル分析に興味がありました。当時、その2つのデータを入手することは困難でしたが、マイクロコンピューターの誕生によってデータの入手も計算も容易になりました。当時、パーセンテージバンドとディビット・ボスティアンにイントラディ・インテンシティと言った需給関係のツールと組み合わせて分析していました。
上限バンドにプライスが到達してもオシュレーターがその強さを裏付けていないと売りセットアップになり、下限バンドにプライスがヒットしたときにオシュレーターがそれをコンファームできないと買いセットアップになります。 問題はパーセンテージバンドの固定比率を見なおす必要がある点です。市場の変化を数値でとらえるよりも分析者の感情によって左右される点は大きな問題です。分析者が強気であれば、どうしても強気のバンドを描くことがおおく、逆に弱気であれば、弱気を捉えるようなバンドを設定するでしょう。
このように感情によって分析結果が異なるのは大きな問題です。感情を除外するために検証期間を事前に設定するなど対策を講じていましたが、実際に必要なのは変化を自然に捉えるメカニズムでした。 当時、私はオプションをトレードしていました。SuperCalcと言うスプレッドシートを使ってボラティリティーを算出していました。ボラティリティーの公式をシートのコラムにコピーしていたとき、ボラティリティーは時間の経過とともに変化していることに気がつきました。そのとき、ボラティリティーをトレーディングバンドに利用できるのではと言うアイディアが浮かびました。 今ではボラティリティーバンドは一般に理解されていますが、当時はボラティリティーとは統計的な要素が強く、長いスパンの間で変化するものと理解されていたのです。今日ではボラティリティーはよりダイナミックだと理解されるようになっています。

ボリンジャー・キャピタルマネジメントの創始者兼社長。同社は個人、企業、信託会社、退職年金基金に対してテクニカル分析に基づくマネー・マネジメント・サービスを提供する投資マネジメント企業である。ボリンジャー・キャピタルマネジメントはまた、機関や個人に対する資産点検手法を開発し、そのサービスを行っている。ボリンジャー氏は、「キャピタルグロース・レター」を発行し、CNBCで週間論評と市場分析を行っている。同氏は長年ファイナンシャルニューズ・ネットワークの主席マーケット・アナリストを勤めた。また、「ウォールストリート・ジャーナル」、「インベスターズ・ビジネスデイリー」、「バロンズ」、「テクニカル・アナリシス・オブ・ストックス・アンド・コモディティーズ」、「ニューヨーク・タイムズ」、「ロスアンジェルス・タイムズ」、「USAトゥデイ」などの刊行物に対する頻繁な寄稿者であり、花形の投資専門家である。
著書に 『ボリンジャーバンド入門――相対性原理が解き明かすマーケットの仕組み』 (パンローリング)などがある。
ジョン・ボリンジャーはファイナンシャル・ニュース・ネットワーク(FNN)の主任アナリストとしてその名が知られていました。
FNNは後にNBCに買収されて、FNNのコンテンツはCNBCに引き継がれました。当時、TVでマーケット分析を解説するには十分な時間が割かれていなかったため、1988年、ジョンはキャピタルグロース・レター(CGL)の発行を開始しました。
その後、CGLはボリンジャーバンド・レター(BBL)に改名されました。
BBLの購読者の多くは、ジョンによるマーケット分析と投資コメントだけではなく、トレーディングと投資を学べる月刊誌と評価しています。
投資アドバイスだけではなく、どのように市場を分析してトレードするのか、例をあげて解説しています。
今では、ボリンジャーバンドは全世界のトレーダー、投資家によって利用されているトレードに欠かせないツールになっています。
『簡単サインで「安全地帯」を狙うFXデイトレード』の著者、齊藤トモラニ氏をはじめ、『バカラ村式 短期FXトレードテクニック』でおなじみのバカラ村氏など、多くのトレーダーはボリンジャーバンドを好んで使っています。
ジョンによる米株式市場、米国債、貴金属、商品全般、ドル、そして米国以外の株式市場を分析した結果をBBLでカバーしています。
BBLは慣れ親しんだボリンジャーバンドを使ったチャート分析とコメントで理解しやすいマーケットレポートです。
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ここにはタイムリーな市場分析が網羅されています。
ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業。シンガポールでの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、1998年にオーストラリアに永住。現在は、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダー。
訳書に『ピット・ブル』『ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法』(ともにパンローリング出版)、)『LTCM伝説〜怪物ヘッジファンドの栄光と挫折』(東洋経済新報社)、セミナー講師として、「DVD 短期売買入門セミナー」などがある。 ラリー・ウィリアムズセミナーの通訳・解説を務めるなど、ラリー・ウィリアムズ氏のパートナーとして絶大な信頼を得ている。
| タイトル | ボリンジャーバンド レター(BBL) |
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