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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/31 16:49,
提供元: フィスコ
31日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で4日ぶり反落、不動産株に売り
*16:49JST 31日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で4日ぶり反落、不動産株に売り
31日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比42.51ポイント(1.18%)安の3573.21ポイントと4日ぶりに反落している。
中国景況感の悪化が重しとなる流れ。寄り付き直後に公表された7月の製造業PMIは49.3と市場予想(49.7)に届かず、景況判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。非製造業PMIは予想(50.2)をやや下回る50.1で着地している。一方、前日に開催された中国共産党の中央政治局会議に関しては、2025年下半期の基本的な政策スタンスとして、「より積極的な」財政政策と「適度に緩和的な」金融政策を実施する方針が示されたが、従来方針を改めて確認したにとどまり、市場ではポジティブサプライズがなかったとの見方が支配的となっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。金地集団(600383/SH)が5.1%安、緑地HD(600606/SH)が4.5%安、保利発展控股集団(600048/SH)が4.1%安、新城控股集団(601155/SH)が3.9%安、信達地産(600657/SH)が3.5%安で引けた。政治局会議で市場が期待していた新たな不動産安定化策が打ち出されず、失望売りが広がっている。
素材株も安い。レアアースの中国北方稀土(600111/SH)が5.3%、非鉄の洛陽モリブデン(603993/SH)が4.3%、鉄鋼の宝山鋼鉄(600019/SH)と建材の安徽海螺セメント(600585/SH)がそろって2.8%、化学品の万華化学集団(600309/SH)が2.4%ずつ下落した。消費株、公益株、自動車株、インフラ関連株、運輸株、保険・証券株、医薬株、エネルギー株なども売られている。
半面、銀行株の一角はしっかり。中国農業銀行(601288/SH)が1.1%、中国建設銀行(601939/SH)が1.0%、中国工商銀行(601398/SH)と中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)がそろって0.9%ずつ逆行高した。ハイテク株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.74ポイント(1.39%)安の264.81ポイント、深センB株指数が22.06ポイント(1.69%)高の1279.94ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
《CS》
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