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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/10/28 12:07, 提供元: フィスコ ナガイレーベ Research Memo(7):中期経営計画に沿って2029年8月期に営業利益40億円を目指す*12:07JST ナガイレーベ Research Memo(7):中期経営計画に沿って2029年8月期に営業利益40億円を目指す■中長期の成長戦略 1. 中期経営計画 ナガイレーベン<7447>は中期経営計画について、足元の状況が為替を含めて変動しやすいことから、直近の業績を踏まえて毎期計画を見直し、ロールオーバーしている。現在の中期経営計画の目標値としては2029年8月期に売上高185億円、営業利益40億円を掲げている※。 ※ 為替レート150円/米ドル(一定)を前提とする。以前の計画は145円/米ドル。 2. 今後の事業戦略 同社を取り巻く事業環境は、足元では為替の変動や国内物価の高騰などの影響を受けているものの、中長期的には追い風と言える。同社の決算説明会資料によれば、看護職員需要数は2024年度の169.8万人が2040年度には最大で210.1万人まで増加すると予測され、介護職員需要数も2024年度の212.6万人が2040年度には272.0万人まで増加すると予測されている。 このような事業環境下で同社は、(1) 売上拡大に向けた市場戦略、(2) 収益力安定のための商品戦略、(3) 利益率改善のための生産戦略、の3つの戦略によって中期的な成長を推進する計画である。 (1) 売上拡大に向けた市場戦略 市場戦略として「コア市場の深耕」「周辺市場のシェア拡大」「海外市場の開拓」を掲げている。 「コア市場の深耕」では、「miffyブランド」の高付加価値商品での更新案件の推進と新規案件の獲得を目指す。「周辺市場のシェア拡大」では、コンペルパック・患者ウェアによるシェアアップを図る。「海外市場の開拓」では、台湾と韓国に支店を開設し、洗濯アウトソーシングの普及とEC直販を図る。 これらの戦略を実行することで、2029年8月期の市場別売上構成比をコア市場70%(2023年8月期は72%、2026年8月期は72%、以下同順)、周辺市場26%(26%、26%)、海外市場4%(1%、2%)とする計画である。 特に周辺市場では、コンペルパックや患者ウェアのシェアアップを図り、売上高4,800百万円、売上構成比率26.0%を目指す。 (2) 収益力安定のための商品戦略 ハイエンド商品及び高付加価値商品の拡販を進めると同時に、付加価値商品及び量販品の底上げを図り、収益力の安定化を進める。これにより2029年8月期の商品別売上構成比をハイエンド商品8%(2023年8月期は8%、2026年8月期は8%、以下同順)、高付加価値商品66%(58%、63%)、付加価値商品23%(30%、25%)、量販品3%(4%、4%)とする計画である。 (3) 利益率改善のための生産戦略 生産を海外シフト化することで為替リスクを抑えつつ海外生産比率を高め、利益率の改善を図る。 さらに、海外工場を活用した低価格戦略商品の開発も進める。国内外については、QR・多品種小ロット生産への対応力を強化することで、高い利益率を維持する方針である。これらの戦略を実行することで、2029年8月期の生産別構成比を海外生産67%(2023年8月期は53%、2026年8月期は58%、以下同順)、国内生産33%(46%、40%)、仕入商品0%(1%、1%)とする計画である。 海外生産では、素材の現地調達を進めコア市場の低価格戦略商品を推進することで、海外生産高7,500百万円、海外生産の仕入比率67.0%を目指す。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《HN》 記事一覧 |