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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/01/08 10:30, 提供元: フィスコ

個人投資家hina:「レアアース・ドローン関連株を見逃した人へ―これからの取り組み方」【FISCOソーシャルレポーター】

*10:30JST 個人投資家hina:「レアアース・ドローン関連株を見逃した人へ―これからの取り組み方」【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「hina」氏(ブログ:hinaの株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2026年1月7日15時に執筆

『hinaの株ブログ』を執筆しておりますhinaと申します。ニッポン放送【飯田浩司のOK!Cozy up!週末増刊号】、J-WAVE【GROOVE LINE】レギュラー出演。TBS、テレ東ゲスト出演。CAMPFIREコミュニティにて投資情報配信サロン「hinaの株プレミアム」を開設、市場営業日には毎日メルマガを配信しています。株の入門書『超ど素人が極める株』は翔泳社から出版。年内改訂版を出版予定。株のオンラインスクールで講師も務め学習動画配信や毎月セミナー開催中。Yahoo!特設掲示板にて、「ピストン西沢とhinaの投資部屋」運営中。

昨夜(1月6日)私のXに投稿しましたが、中国政府が昨夕、軍民両用の規制に基づき日本への輸出規制を強化するとの報道があり、これを嫌気する形で安く始まりました。
日本向けのレアアース関連製品の輸出許可審査を厳格化する方向で検討していると報じられています。今回の規制強化は、特に日本をターゲットにしたものとみられています。
高市総理大臣による台湾関連の発言や、日本の外交姿勢に対する「対抗措置」であると中国国営メディアなどで報じられています。重要資源であるレアアースを交渉材料に使い、日本に対して政治的な圧力をかける狙いがあるようです。
中国は何かあるとレアアースの輸出規制というカードを切ってきます。中国に頼らないレアアースの代替ルートの確立が必要です。
レアアースの関連銘柄が本日物色されていますが、大きく3つの方向性がありました。
【レアアースの採掘、資源開発関連】
1月11日から開始される南鳥島沖での試験採掘に関連する企業として
三井海洋開発<6269>は+7.05%、東洋エンジニアリング<6330>はストップ高となっていました。三井海洋開発は、深海からの揚泥(引き揚げ)システムの開発を担当しており、南鳥島プロジェクトの中核企業です。東洋エンジニアリングは、資源プラント設計の専門性を持ち、国内の一貫体制構築に関わっています。
【商社】
双日<2768>は+2.67%。豪ライナス社と提携し、中国抜きでの重希土類供給ルートを確立しています。アルコニックス<3036>は+4.54%。レアメタル・レアアースに特化した専門商社です。
【都市鉱山関連】
アサカ理研<5724>はストップ高。使用済み電子機器や産業廃棄物から金、プラチナ、パラジウムといった貴金属を専門に抽出・精製します。
リネットジャパン<3556>は+9.71%。自治体と提携して宅配便による小型家電回収サービスを展開しており、回収した機器を同社グループの工場で処理しています。
エンビプロHD<5698>+6.04%。「都市ごみの焼却灰」から貴金属を濃縮回収するという技術を持っています。
松田産業<7456>は+4.55%。貴金属(例:金・銀・プラチナ・パラジウムなど)を中心とした資源の回収・リサイクル・精製・製造・販売を行っています。
自調達ルートの確立が急がれるところで、これらの企業はテーマ株としてしばらくは物色されて行くかもしれませんね
日本は中国に頼らないレアアースの独自調達ルートの確立が急がれるところで、これらの企業はテーマ株としてしばらくは物色されて行くと思います。

またドローン関連銘柄も動きが出ています。政府が国内での安定供給に向け、研究開発や設備投資に必要な費用の最大50%を助成し、2030年時点で8万台の生産体制を整備する方針を示したことを受け、ドローンの関連銘柄が軒並み上昇しています。
ブルーイノベーション<5597>、ドローンの運航管理・自動化ソフトを軸に、点検・警備・物流向けDXを提供しています。
リベラウェア<218A>、屋内・狭小空間専用の超小型ドローンで、インフラ点検や災害調査を行うデータ取得企業です。
テラドローン<278A>、測量・点検・農業向けドローンサービスの世界展開とUTM(運航管理)を手がける総合ドローン企業です。
ACSL<6232>、国産産業用ドローンの開発・製造を行い、物流・点検・災害対応用途に強みがあります。
ネクストウェア<4814>、ドローン・AI・IoTを組み合わせた業務システム開発と実証支援を行うITソリューション企業です。
菊池製作所<3444>、精密板金・装置製造を基盤に、介護ロボットやドローン関連部品などの開発も展開しています。
本日はこれらの銘柄がストップ高となっています。
日本国内はドローンの量産拠点がないことから、供給の9割以上を中国メーカーが占めているとのことです。
先に述べたレアアース同様、ドローンも中国の輸出規制があれば立ちいかない状況になる可能性は高く、国産での調達網、量産化態勢の構築が急がれるところです。
本日ストップ高となったACSL<6232>やテラドローン<278A>、ブルーイノベーション<5597>などですが、どれも直近売り込まれて安値圏にありました。
ACSL<6232>、ブルーイノベーション<5597>やテラドローン<278A>は特に昨年、埼玉八潮の道路陥没事故以降、下水道の検査関連などとして大きく上昇する場面がありましたが、ひとしきり買われて高値をつけた後は大きく売り込まれる動きとなっていました。
ACSL<6232>は2018年末に上場してから7年ほどになりますが、段々と売り込まれて行くような動きが続いています。
そろそろ本格反騰になっても良いとは思いますが、この銘柄は郵便局との提携など何かとニュースが出てもその後の株価がついていかない・・ということがずっと続いてきた銘柄でもあります。
今回のニュースで本格的に安値からのリバウンドとなってくれれば良いのですが、ちょっとこの銘柄はずっと裏切られ続けてきただけに高くなったところを買うのは怖い感があります。
テラドローン<278A>は2024年に上場して、昨年高値までつけた後は売り込まれていき、上場直後に付けた安値を意識するぐらいの位置まで売り込まれてきていました。
ここは決算を見ると、売り上げは増えてきているのですが、赤字拡大が止まらなくて、長期で買うのは怖い銘柄でもあります。
ブルーイノベーション<5597>も決算は、売り上げは少しずつ拡大してきていますが、営業赤字がずっと続いています。
ドローン関連の銘柄はどれもがちょっと買いにくい銘柄だなぁという見方になってしまうのですが、今回のニュースをきっかけに流れが変わっていくかは見ていきたいところです。
良いニュースは出ましたが、ここからこれらの銘柄の業績が上向いていくというのがあったとしてもそれはちょっと先になると思います。
まずは「次の決算が出る前までの勝負」くらいの割り切りで見ていくところでしょう。
昨年の下水道関連としてドローン関連は物色がされましたが、ある程度時期が過ぎるとまた売り込まれて行くという動きが見られました。
今回は国が主導の国策ということでもありますので、少し期待してみていきたいと思っていますが、これまでのドローン関連の過去の動きを考えると少し抑え気味で参加していきたいぐらいのスタンスを考えています。


《HM》

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