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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/07 12:40, 提供元: フィスコ 株式会社フィル・カンパニー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(10)*12:40JST 株式会社フィル・カンパニー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(10)フィル・カンパニー<3267> ■フィル・カンパニー 金子様 はい。資本政策としては、先ほど申し上げた通り、成長フェーズの企業として利益を再投資していく方針を基本に置いておりますが、その上で、利益の最適な配分を通じた株主価値の最大化を目指してまいります。 配当方針につきましては、2023年11月期より従前の方針を変更し、「安定的に配当を実施する」ことといたしました。持続的な企業成長による利益拡大を目指す中で、その成果は「増配」というかたちで、株主の皆様へ安定的かつ継続的に還元していく方針です。 ●DAIBOUCHOU なるほど。そうすると、2021年および2022年には、大幅な自社株買いを実施されていますよね。一方で、現在は当時よりも業績が拡大しているにもかかわらず、PERなどの指標ではより割安に見えます。このような状況を踏まえ、自社株買いに対する現在の方針を教えていただけますでしょうか。 ■フィル・カンパニー 金子様 はい。株主価値を高める施策として、自社株買いは重要な選択肢の一つであると認識しています。 これまで当社では、これまでに2回、合計10億円規模の自社株買いを実施してきました。自社株買いを行う際には、株価の推移、当社の財務状況、そして今後の事業投資計画などを総合的に勘案して判断する方針です。適切なタイミングでの自社株買いは、資本効率の向上や株主還元の強化に資するものと考えておりますので、今後も状況を見ながら柔軟に対応していく考えです。 ●DAIBOUCHOU ありがとうございます。 次の質問ですが、株価についてです。2018年の最高値と比べると、現在の株価は残念ながら10分の1程度まで下落しています。ただ最近は底打ち感もあり、上昇傾向にあるように見受けられます。このような状況における株価対策について、どのようにお考えでしょうか。 ■フィル・カンパニー 金子様 はい。2018年の株価の高値と比較して、現在の株価が大きく下落していることについては、株主の皆様にご心配をおかけしており、当社としても重く受け止めております。 ただし、足元の業績の回復や、持続的な成長への期待から、株価は底を打ち、上昇トレンドに入ってきていると感じております。株価対策として最も重要なのは、まず我々がコミットした業績目標を着実に達成することだと考えています。その上で、中期経営計画に沿って持続的な成長を実現し、成長戦略を投資家の皆様にご理解・ご信頼いただくことが必要です。 既存事業を通じて安定した収益を確保しつつ、新たな取り組みによる成長の道筋をお示ししていくことが、最終的に株主価値の向上、ひいては株価の回復につながるものと考えております。 ●DAIBOUCHOU 確かに、今後は第3四半期・第4四半期と、比較的業績を積み上げやすいタイミングでもありますので、そこで来期のさらなる増益に向けた基盤が整えば、株価も自然と上昇していくのではないかと、投資家としては期待しております。今後の御社の成長に注目させていただきます。本日は貴重なお話をありがとうございました。 ■フィル・カンパニー 金子様 こちらこそ、ありがとうございました。 ■終わりの挨拶 ▲フィスコ 白幡 金子様、DAIBOUCHOUさん、ありがとうございました。 それでは最後に、金子様、DAIBOUCHOUさんからご挨拶をいただきたいと思います。それでは、橋本様からお願いいたします。 ■フィル・カンパニー 金子様 はい。本日はDAIBOUCHOU様、そしてフィスコ様、このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。 今後も個人投資家の皆様へのIR活動を一層強化し、当社の魅力や成長戦略について、わかりやすく丁寧にお伝えしてまいります。全社一丸となって企業価値の向上に努めていく所存ですので、引き続きご支援・ご期待のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 ▲フィスコ 白幡 ありがとうございます。DAIBOUCHOUさんは、本日の対談いかがでしたか。 ●DAIBOUCHOU そうですね、フィル・カンパニーさんは、2018年頃の急成長の際に「すごい会社だな」と感じておりましたが、コロナ禍では非常に厳しい局面を迎えられました。その後、現在はV字回復を果たし、再び増益・成長基調に乗ろうとしていることが、今回のお話から伝わってきました。 特に、新たな「借地権スキーム」への取り組みや、開発・販売の拡大に向けてバランスシートを活用していく姿勢など、成長軌道への本格的な転換が感じられます。 また、新卒をはじめとする若い人材が、今後のフィル・カンパニーの成長を牽引していくことを、投資家として大いに期待しております。 ▲フィスコ 白幡 ありがとうございました。それでは、これにて対談を終了といたします。 ご視聴いただきまして、ありがとうございました。 《KM》 記事一覧 |