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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/07/01 12:38, 提供元: フィスコ 後場に注目すべき3つのポイント〜短期的な過熱感を警戒した売り優勢*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント〜短期的な過熱感を警戒した売り優勢7月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、短期的な過熱感を警戒した売り優勢 ・ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服で ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は反落、短期的な過熱感を警戒した売り優勢 日経平均は反落。405.78円安の40081.61円(出来高概算8億3717万株)で前場の取引を終えている。 前日6月30日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は275.50ドル高の44094.77ドル、ナスダックは96.27ポイント高の20369.73で取引を終了した。通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権の税制案の進展を好感。ナスダックは過去最高値水準での利益確定売りに一時伸び悩む局面もあったが早期利下げ期待を受けた買いも強まり、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大しS&P500種指数、ナスダックは連日で過去最高値を更新して終了した。 米株市場を横目に、7月1日の日経平均は146.75円安の40340.64円と6日ぶり反落して取引を開始。朝方に下げ幅を広げると、その後は安値圏でもみ合う展開となった。日経平均は昨日までの5日続伸で2100円あまり上昇したことから、目先高値警戒感が意識された。また、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅な上げにとどまったことが東京市場でも半導体関連株の買い手控え要因となった。さらに、日米の関税交渉が難航していることも投資家心理に影を落とした。 |
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