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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/05/16 15:53, 提供元: フィスコ プラスアルファ、ソースネクスト、サイバーなど<3962> チェンジHD 1251 -174急落。前日に25年3月期決算を発表、営業利益は135億円で前期比83.1%増となり、従来予想の130億円を上振れた。年間配当金は従来計画の14.5円から20.9円に増額。一方、26年3月期営業利益は140億円で同3.6%増にとどまる見込み。地方創生領域の伸び悩み、DGA持分法再評価益の一巡を反映のもよう。収益成長率鈍化をマイナス視の動き先行。なお、年間配当金は23円にまで引き上げる計画。 <4344> ソースネクスト 170 -32急落。前日に25年3月期決算を発表、営業損益は34.8億円の赤字となり、前期比12.1億円の損益悪化に。第3四半期までは前年同期比2.7億円の悪化にとどまっていたことで、1-3月期は想定以上に収益が悪化した。「ポケトーク S2」の発売に伴い返品された旧製品で評価損を計上したほか、「ポケトーク」事業拡大のため人件費や業務委託費等の増加もあったもよう。なお、ガイダンスは引き続き未公表。 <5110> 住友ゴム 1773 -121大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は123億円で前年同期比40.5%減益となり、会社計画比では20億円超の上振れとなったもようだが、市場予想は20億円程度下回っており、マイナス視する動きが先行へ。通期予想は売上高のみ下方修正で、営業利益は840億円、前期比7.5倍を据え置き。米国の関税引き上げのマイナス影響を価格転嫁などで吸収する見通しとしている。 <6254> 野村マイクロ 2303 -335急落。前日に25年3月期の決算を発表、営業利益は154億円で前期比44.4%増となり、第3四半期決算前に上方修正した水準143億円も上回る着地。年間配当金も従来計画の70円から80円に引き上げ。一方、大型案件の計上一巡に伴い、26年3月期営業利益は62億円で同59.7%減と大幅減益の見通しとしている。年間配当金も70円に減配計画としており、ネガティブな反応へとつながっている。 <8253> クレセゾン 3906 +486急伸。前日に25年3月期決算を発表、事業利益は936億円で前期比30.1%増に。特別引当金の取り崩し95億円が上乗せ要因となったが、それを除いたベースでも従来会社計画を上回る。26年3月期は960億円を予想、前期特殊要因を除いたベースでの水準840億円からは大幅な増益見通し。年間配当金は前期比10円増の130円を計画。また、発行済み株式数の6.7%に当たる1000万株上限の自社株買いも発表。 <4751> サイバー 1411.5 +185急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は292億円で前年同期比9.7%増となり、市場予想を50億円近く上回ったとみられる。前期に家庭用ゲームがヒットした反動でゲーム事業は減益となっているものの、WINTICKETの増益やABEMAの損益改善など、メディア&IP事業が増益を牽引する形になっているもよう。インターネット広告事業なども堅調推移のようだ。 <4071> プラスアルファ 1908 +312急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は27.9億円で前年同期比28.9%増となっている。第1四半期の同9.0%増に対して、1-3月期は同46.8%増と増益率が拡大する形になっている。売上高の継続拡大とともに、エンタープライズ獲得へシフトすることでマーケティング費が抑制され、利益率が大幅に改善しているもよう。据え置きの通期予想56億円、前期比23.6%増からの上振れが意識される状況に。 <6028> テクノプロHD 4089 +700ストップ高比例配分。英国のM&A専門グローバルメディアでは、同社が非公開化に向けた検討を行っていると報じているもよう。これを受けて、前日の夜間取引から急伸する展開になっている。同社では、非公開化も含む企業価値向上に向けた様々な戦略的選択肢を従前より継続的に検討しているが、現時点で決定した事実はないとコメントしている。再編プレミアムの付与を期待する動きが優勢のようだ。 <3319> GDO 410 +80ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。投資会社のインテグラル系企業であるTGTHDが全株式の取得を目指してTOBを実施する。TOB価格は430円であり、前日終値に対するプレミアムは30.3%の水準となる。TOB期間は5月16日から7月3日まで。同社ではTOBへの応募を推奨としており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。 <6331> 菱化工機 1642 +300ストップ高比例配分。前日に25年3月期決算を発表、営業利益は56.9億円で前期比29.1%増となり、従来予想の48億円を上回った。26年3月期も75億円で同31.7%増と連続大幅増益の見通しに。また、株主還元方針強化に伴い、前期末配当金は従来計画の60円から160円にまで増額、年間配当金は前期比100円増の210円と。26年3月期配当金は、株式分割を考慮すると前期の70円から80円に増配計画。 《ST》 記事一覧 |