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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/07/27 12:02,
提供元: フィスコ
IXナレッジ Research Memo(2):中堅独立系システムインテグレーター。クラウド基盤構築などに強み
*12:02JST IXナレッジ Research Memo(2):中堅独立系システムインテグレーター。クラウド基盤構築などに強み
■会社概要
アイエックス・ナレッジ<9753>は、独立系の中堅システムインテグレーターである。IT戦略の提案やIT化推進などのコンサルティングから、システム開発、検証、保守・運用に至るまで、ライフサイクルを通じた一貫したサービスを提供している。「情報サービスを通じ人と社会の豊かさに貢献する」を基本理念に掲げ、「Information & Knowledge Innovation」をコンセプトとして事業を展開している。業務知識と技術・知恵を駆使して多様なユーザーの課題解決に取り組みながら、新しいシステムを提案し、IT基盤の構築・整備に寄与してきた。参画する業務アプリケーション開発プロジェクトは、銀行・証券・保険などの金融をはじめ、情報・通信、社会・公共、流通・小売など幅広い業種のエンドユーザーに及ぶ。また、クラウド基盤構築やアジャイル開発、セキュリティ、AIなどの先進的なIT技術にも取り組んでいる。なお、国内拠点は東京都港区、大阪市、新潟市の3ヶ所であり、従業員数は2026年3月末時点で連結1,248名、単体1,222名を数える。
沿革
同社は、1999年10月に日本ナレッジインダストリ(株)(1979年6月設立)と(株)アイエックス(1964年7月設立)が合併し、アイエックス・ナレッジ(株)として誕生した。合併後は積極的な子会社展開を進めており、2003年7月に教育訓練業務に特化した(株)IKIアットラーニングを設立した。続く同年12月には、関連会社であったアイ・ティ・ジェイ(株)※の営業譲受を目的に子会社アイ・ティ・ジャパン(株)を設立し(2004年2月に営業の一部を譲受)、2004年3月期から連結決算へ移行した。さらに2004年5月には、各種パッケージによるソリューションサービスを提供する子会社アイケーネット(株)を(株)アクロネットとの合弁で設立した。同年8月には、新たな地方戦略の一環として北洋情報システム(株)(札幌市、現 HISホールディングス(株))と資本・業務提携を結んでいる。その後、2007年4月に子会社アイ・ティ・ジャパンとときわ情報(株)が合併し、(株)アイエックスときわテクノロジーが誕生した。また、2010年9月にはオフショア開発を目的とした中国現地法人の大連愛凱系統集成有限公司(以下、大連IKI)を設立した。2009年3月期に不採算案件が発生し業績が悪化したアイエックスときわテクノロジーを、2009年10月に同社へ吸収合併。さらに、2013年3月にはアイケーネットの全株式をアクロネットに売却したほか、同年4月にはIKIアットラーニングの全事業を譲受し、同年7月にはIKIアットラーニングを清算した。また、全国に分散していた営業所などの地方拠点の整理、統合にも着手し、グループ再編、事業のリストラクチャリングを進め、2014年3月期から単独決算へ回帰した。2016年11月には、子会社である大連IKIの出資持分を大連共興達信息技術有限公司(大連CNC)へ譲渡した。なお、2019年10月に前身の2社が経営統合してから20周年を迎えた。2023年2月には、土木建築業界に特化してシステム開発を行う(株)シーアンドエーコンピューターを、2026年5月には、主に社会インフラ分野(鉄道・交通・電力・上下水道等)のシステム開発を行うスタイルを、それぞれ子会社化し業容を拡大している。
※ (株)マツヤデンキの子会社で2003年9月に大阪地裁へ民事再生法を申請し、同日財産保全命令を受けた。
2025年6月、新たな代表取締役社長に犬飼博文(いぬかいひろふみ)氏が就任した。犬飼氏は1987年に同社の前身であるアイエックスにエンジニアとして入社し、組み込みシステム開発に長年携わるなど現場を熟知した人物である。その後は事業部門や営業部門の責任者、副社長を歴任し、同社初となるプロパー社長となった。新社長の就任とともに組織体制の刷新も行われ、執行役員が3名増員されたほか、事業部長クラスの若返りが図られている。
株式については、1988年5月に日本証券業協会へ店頭登録され、2013年7月の東京証券取引所(以下、東証)と大阪証券取引所の市場統合に伴い、東証JASDAQ市場に上場した。2018年12月には、JASDAQ上場銘柄のうち時価総額や利益額などで一定の基準を満たした銘柄が選ばれる「J-Stock銘柄」に選定された。さらに、2022年4月の東証による市場区分の再編に伴い、現在のスタンダード市場へと移行している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《HN》
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