トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/07/03 16:01,
提供元: フィスコ
NCD Research Memo(1):新中期経営計画で高付加価値ビジネスモデルへの転換を推進
*16:01JST NCD Research Memo(1):新中期経営計画で高付加価値ビジネスモデルへの転換を推進
■要約
1. IT関連のシステム開発、サポート&サービス、及びパーキングシステムが3本柱
NCD<4783>は1967年設立の独立系システム・インテグレータのパイオニアで、IT関連事業(以下、IT関連)のシステム開発事業(以下、システム開発)とサポート&サービス事業(以下、サポート&サービス)、及びITソリューションのノウハウを活用した無人駐輪場関連のパーキングシステム事業(以下:パーキングシステム)を展開し、経営の3本柱としている。IT関連はワンストップでサービスを提供するトータルソリューションが強みであり、強固な顧客基盤を構築してストック型売上比率が8割以上の安定収益構造となっている。パーキングシステムは自社で管理運営する自営駐輪場を中心に展開し、電磁ロック式駐輪場の設置台数で国内最大級の規模となっている。
2. 2026年3月期は大型案件の反動や一過性費用の影響で小幅減益
2026年3月期の連結業績は売上高が前期比2.5%増の30,867百万円、営業利益が同6.1%減の2,638百万円、経常利益が同6.3%減の2,672百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%減の1,861百万円だった。売上高はシステム開発において複数の大型案件が前期に終了した影響、パーキングシステムにおける前期の機器販売大型案件獲得による反動、及び一部低採算案件からの戦略的撤退などのマイナス要因を吸収して小幅ながら増収を確保したが、各利益は大型案件の終了・反動影響のほか、一過性コストの発生、賃上げや新サービス開発など成長投資に伴う費用の増加も影響して小幅減益だった。
3. 2027年3月期はマイナス要因を吸収して営業・経常増益予想
2027年3月期の連結業績は売上高が前期比3.7%増の32,000百万円、営業利益が同4.2%増の2,750百万円、経常利益が同4.0%増の2,780百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.7%減の1,830百万円と、新規顧客・案件の獲得に取り組むことで増収、小幅の営業・経常増益を見込んでいる。マイナス要因としてIT関連における顧客の方針変更(海外拠点へのシフトなど)の影響、パーキングシステムにおける一過性費用(通信事業者のプロパイダーサービス終了に伴う切り替え費用)の影響のほか、人的資本や新サービス開発など積極的な投資に伴う費用の増加を見込んでいる。セグメント別営業利益はシステム開発が同0.8%増、サポート&サービスが同10.9%増、パーキングシステムが同3.7%減を見込む。
4. 高付加価値ビジネスモデルへの転換を推進、株主還元も強化
2026年5月に策定した新中期経営計画「Vision2029」(2027年3月期〜2029年3月期)は、グループビジョン達成につなげるセカンドステップと位置づけて、「高い専門性と提案力を備えた、より高付加価値なビジネスモデルへの転換」の早期実現を目指し、足元の収益性改善に取り組むとともに、より明確な「強み」と成長領域の創出に注力する。財務目標としては2029年3月期の売上高360億円、営業利益35億円、営業利益率9.7%、ROE20%以上、ROIC20%以上を掲げている。IT関連は3か年の前半は基盤固めと投資フェーズの期間として、後半に成果を刈り取るステップで、収益構造の質的転換の実現を目指す。パーキングシステムは次世代駐輪システム・新市場開拓・既存深耕の3軸で長期的な成長基盤の構築を目指す。なお株主還元では新たに累進配当を採用し、株主優待制度も拡充した。
■Key Points
・IT関連のシステム開発、サポート&サービス、パーキングシステムが3本柱
・2026年3月期は前期の大型案件の反動や一過性費用の影響で減益
・2027年3月期はマイナス要因を吸収して営業・経常増益予想
・高付加価値ビジネスモデルへの転換を推進、株主還元も強化
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
《AT》
記事一覧
2026/07/13 09:56:出来高変化率ランキング(9時台)〜アイダ、CRAVIAなどがランクイン
2026/07/13 09:55:日経平均は147円安でスタート、キオクシアHDや太陽誘電などが下落
2026/07/13 09:52:ティア---「樹木想 平和公園 真柳寺」第3期開業
2026/07/13 09:36:OSG、三菱重◆今日のフィスコ注目銘柄◆
2026/07/13 09:35:東京為替:ドル・円は引き続きやや上値が重い
2026/07/13 09:18:個別銘柄戦略: 古野電気やイオンファンに注目
2026/07/13 09:08:東京為替:ドル・円は162円07銭まで上昇後にやや伸び悩み
2026/07/13 09:06:日経平均は223円高、寄り後は上げに転じる
2026/07/13 08:56:今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りはやや抑制される可能性
2026/07/13 08:45:今日の為替市場ポイント:年初来高値が意識されると、為替介入の警戒感から上値が重くなりやすい
2026/07/13 08:45:前場に注目すべき3つのポイント〜半導体やAI関連株物色継続も原油相場にらみの相場展開に〜
2026/07/13 08:43:半導体やAI関連株物色継続も原油相場にらみの相場展開に
2026/07/13 08:43:7/13
2026/07/13 08:42:「株式」ADR日本株ランキング〜全般買い優勢、シカゴは大阪日中比240円高の69250円
2026/07/13 08:41:オリンパス---上方転換シグナルを発生してくる可能性
2026/07/13 08:26:三菱重---25日線が支持線として機能
2026/07/13 08:25:米国株高を映して買い先行スタートも中東情勢が重しに
2026/07/13 08:05:東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か
2026/07/13 07:42:NYの視点:【今週の注目イベント】ウォーシュFRB議長の議会証言、米CPI、PPI、小売売上高、ユーロ圏CPI、加中銀
2026/07/13 07:32:前日に動いた銘柄 part2 MORESCO、AIメカテック、北川精機など