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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/04/09 10:15, 提供元: フィスコ

ファーストアカウンティング株式会社×フィスコアナリスト山本泰三対談動画文字起こし(5)

*10:15JST ファーストアカウンティング株式会社×フィスコアナリスト山本泰三対談動画文字起こし(5)
ファーストアカウンティング<5588>

簿記1級では99.8%というスコアが出ます。

さらに、最新の生成AI(LLM)と「日商簿記1級」の正答率を比較した直近(1ヶ月以内)の調査結果があります。一般的な生成AIモデルと比較しても大きな差が見られました。現在、大企業の要求水準を満たすレベルに達していないのが実情です。

当社は、公認会計士による検証や試験運用においても、競合他社を圧倒する精度が示されている状況です。
現在、経理部門の方々が最も苦慮されている「新リース会計基準」への対応において、単にLLM(大規模言語モデル)を組み込んだだけのベンダーと、専門領域の知見を深く反映させた我々とでは、提供できる価値に決定的な差が生じます。
この圧倒的な品質の差こそが、競合に対する当社の大きな優位性であると確信しております。

●フィスコ 山本
ありがとうございます。テストスコアの数字は非常にインパクトがあり、これから簿記を勉強される方にとっては驚異的なライバル出現と感じられるかもしれませんね。 さて、先ほど「判断AI」という言葉もありましたが、具体的にどのような業務でその真価を発揮しているのでしょうか。導入企業様において、業務がどのように変化したのか、具体的なイメージをお聞かせください。

■ファーストアカウンティング 森様
個別の導入事例の詳細については、開示情報の兼ね合いから今回は控えさせていただきますが、一般的な活用モデルとして「経費精算」と「支払業務」の例を挙げさせていただきます。
例えば「経費精算」を例に挙げますと、従来は人手で行うのが当たり前だった業務を、当社のAIエージェントが代替いたします。
タクシーの利用を例にすると、領収書の内容をもとに「MKタクシーで500円利用した」といった申請を行う際、これまでは「申請→上長承認→経理担当者またはBPO業者による確認」というフローが一般的でした。当社のソリューションは、このBPOに相当する確認作業をAIエージェントが完結させます。
また、支払い業務についても同様です。受け取った請求書に対し、現場担当者が申請し、上長が承認した後の「経理チェック」の工程をAIエージェントが担います。
具体的には、不備がある場合の「差し戻し」はもちろんのこと、「二重申請の検知」や「源泉徴収の有無」の確認など、従来は人間が判断していた細かな照合・確認作業までをAIが自動で実行いたします。

●フィスコ 山本
ありがとうございます。先ほどの図解は非常に明快で、個人投資家の方々にとってもAIエージェントの役割が直感的に理解できたのではないでしょうか。 一方で、技術的な観点から「精度の担保」や「再現性」についても伺いたいです。

■ファーストアカウンティング 森様
仰る通り、精度の担保は非常に重要です。また、経理・財務領域においてハルシネーションは致命的です。そのため、一般的なLLM(大規模言語モデル)だけでは経理実務には向かないと言われています。
我々はこの領域で10年間にわたり取り組んでまいりました。その経験から、どのようにすれば精度を担保できるのか、高い精度と再現性を担保できるよう設計しています。
これこそが、経理担当者の方々に非常に高く評価され、採用が進んでいる理由です。160社ものお客様が、このAIを実際の経理業務で活用されているという実績は、他社にはない当社の強みを物語っています。
「この精度なら絶対に大丈夫だ」と、専門家である経理担当者の方々が納得できるような高い精度でソリューションを提供できること。これこそが、我々の最も得意とする領域でございます。これは、単なるLLM(大規模言語モデル)の活用だけでは決して到達できない、我々独自の領域であると考えております。

●フィスコ 山本
AIのホットな話題から、その信頼性の根拠まで深く伺うことができ、非常に有意義でした。それでは、ここからは今後の成長戦略についてお聞かせください。 御社は「2028年に売上高100億円」という高い目標を掲げていらっしゃいます。この数字の内訳や、実現に向けた具体的なイメージを、可能な範囲でご教示いただけますでしょうか。

■ファーストアカウンティング 森様
成長戦略については、大きく分けて3つのレイヤーで考えています。
第一のレイヤーは、既存ビジネスの深化です。これまでお話ししてきた経費精算や請求書の確認業務は、総称して「債務処理の自動化」と呼ばれる領域です。ここは弊社の基盤であり、引き続き着実に伸ばしていく土台となります。
第二のレイヤー、そして私たちが現在「一丁目一番地」と位置づけて最注力しているのが、「経理AIエージェントによる高度な判断業務の自動化」、および「海外展開」です。
中でも「新リース会計基準」への対応は、戦略的に極めて重要です。なぜなら、これが経理業務の中で「最も難易度が高い」領域だからです。
上場企業の経理部長様にとって、最も頭を悩ませる難所を弊社のAIが解決できれば、「あの難しい業務が自動化できたのなら、BPOに出している経費精算や支払業務も任せられるのではないか」という強い信頼に繋がります。

●フィスコ 山本
ありがとうございます。新リース会計基準については、これまでも何度かお話に出てきましたが、改めてこの制度適用が御社にもたらす「直接的な追い風」や、業績へのポジティブな影響について、具体的に整理してお聞かせいただけますでしょうか。

ファーストアカウンティング株式会社×フィスコアナリスト山本泰三対談動画文字起こし(6)に続く


《MY》

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