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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/11 20:13, 提供元: フィスコ

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(13)

*20:13JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(13)
ヘッドウォータース<4011>

主要メンバーが定着している理由は、大きく2つあると考えています。 1つは、報酬面での適切な還元です。主要なメンバーは当然それに見合う活躍をしておりますので、基本的には毎年、給与レンジを2桁以上の率で引き上げています。会社全体で見ても、平均して毎年10%程度、高い人であれば15%から20%ほど年収が上がっています。 元々はベンチャーとしてスタートした経緯もあり、水準が低かった時期も確かにございましたが、現在は利益成長に合わせ、毎年着実に引き上げております。「成果を出せば高い水準の企業と比較しても遜色ない形で上がっていく」という希望が持てる環境です。実際に、新卒から残っている数名のメンバーなどは、同世代の他社同期と比較しても、自分たちの給料が一番高くなっているという実感を持っており、報酬面で他社に負けることは少なくなってきていると考えています。主要メンバーが辞めないのは、こうした給与上昇による会社への信頼関係が構築されているからだと考えています。
もう1つは、仕事の希少性とキャリア価値です。 今日ずっとお話ししてきた通り、当社には国内の誰もノウハウを持っていない、経験したことのないようなプロジェクトが数多く存在します。若いうちからこうした最先端の現場に従事できることは、自身のキャリアにおいて極めて大きな価値となります。 金銭面もさることながら、他では決して経験できないAIエージェントの開発、独自のノウハウ、独自の設計に触れられるということが、強力な動機付けとなっています。
現在は、この報酬面とキャリア面の双方が「良循環」として回っておりますので、離職が大きな問題になるような事態は現時点では起こっておりません。しかし、これはいつ状況が変わるか分からないものでもあるので、今後もこの良循環をしっかりと継続させ、人材の定着に努めてまいりたいと考えております。

質問
プライム市場への移行は何年頃を目標にしていますか?

■ヘッドウォータース 篠田様
こちらにつきましては、インサイダー取引等に関わる極めて機密性の高い情報を含むため、明確な時期を明言することは差し控えさせていただきます。代わりに、定量的な情報に基づいた展望をお話しいたします。
先ほど申し上げた通り、BBDイニシアティブ社とヘッドウォータースの合併によって、売上高100億円、利益10億円程度を確保できる基盤が整います。今期に関しては、PMI(統合プロセス)に伴う一時的な費用の発生や、会計上のルールにより合併後の5月以降の業績しか取り込めないため、今期の数字そのものは基準にはなりにくいと考えております。
しかし来期については、現在の成長性を加味すれば、売上高100億円を上回る水準となり得て、それに即した10%程度の利益が見込めると考えております。プライム市場の大きなハードルの一つに「2年間で経常利益の合計が25億円以上」という基準がございます。例えば、仮に売上高120億円、利益率10%で12億円の利益を出し、翌年も成長を続けて売上高150億円、利益15億円を計上できれば、この基準を十分にクリアすることになります。
他にも様々な審査要素があるため、審査に入ってすぐどうなると断言はできませんが、最大のハードルである「純資産」と「2年間の利益合計」に関しては、来年以降の2年間で十分に達成可能な水準に到達しています。できる限り早期にその領域へ達することができるよう、着実に事業を進めていきたいと考えております。

質問
DX事業やプロダクト事業は来期売上の増加を見込んでいると思いますが、今期は前期比で減少している箇所があります。どのような変化を踏まえて、来期の増加を見込んでいるのでしょうか?

■ヘッドウォータース 篠田様
ご質問ありがとうございます。これについては冒頭でも少し触れさせていただきましたが、DX事業の売上が単純に減少したというわけではございません。
背景としましては、これまで「DX」として分類していた業務が、テクノロジーの進化に伴い「AI」の領域へとシフトしている実態がございます。例えば、これまでは「データ基盤を構築する」という工程までであればDX事業に含めていました。しかし現在では、そのデータ基盤をベースにRAG(検索拡張生成)を構築し、具体的なAI活用まで踏み込むことが一般的となっており、そうなると区分としては「AIソリューション」に該当することになります。
このように、かつてはDXとして換算していた案件がAI事業へと移り変わるケースが増えてきております。そのため、セグメントごとの配分に注目いただくよりは、全体のトップライン(売上高)を見ていただければ幸いです。今期も全体では前期比134%の成長を遂げており、どのセグメントに計上するかという区分上の整理の問題であると捉えております。
ただ、投資家の皆様にとって現状の区分が分かりづらい状態にあることは認識しております。当社が上場してから5年が経過し、その間に技術トレンドや事業環境が大きく変化したことで、会計上の区分が実態にそぐわなくなってきている点は課題であると受け止めております。来期以降は、より実態に即した分かりやすい形に整えていく予定です。
決してDX事業が衰退したわけではなく、事業内容がより高度なAI領域へと進化・移行した結果であるとご理解いただければ、より実態に近い認識となります。

質問
DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY社の状況を含め、今後の海外展開の進捗についてお聞かせください。

■ヘッドウォータース 篠田様
DATA IMPACT JOINT STOCK COMPANYの状況については、非常に好調です。 機密保持やインサイダーの観点から詳細な数値の公表は差し控えますが、社員数も数十名規模へと順調に増加しております。案件についても、日本企業の最大手との直接取引を複数獲得しているほか、シンガポールの金融案件やインドでのデータ統合案件など、グローバル市場で着実に成果を上げています。
同社は「データ&AI」領域を専門としており、Databricksを用いたRAGの構築や、パランティアに関連した開発など、日本国内ではまだ実施例の少ない高度なグローバル・データ基盤の構築を数多く手掛けています。AIを活用しながら、具体的なパフォーマンス(成果)を出す仕組みを構築しており、非常に順調な推移を見せています。利益面についても、具体的な金額は伏せますが、すでに「億単位」の利益を計上できる状態にあり、海外展開は概ね順調に進んでいると言えます。

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(14)に続く


《MY》

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