トップ ・ かごを見る ・
ご注文状況
・ このページのPC版
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/12/16 12:02,
提供元: フィスコ
富士紡HD Research Memo(2):研磨材事業と化学工業品事業を成長領域とし、4本柱で事業展開
*12:02JST 富士紡HD Research Memo(2):研磨材事業と化学工業品事業を成長領域とし、4本柱で事業展開
■富士紡ホールディングス<3104>の会社概要
1. 会社沿革
(1) 創業から成長期:繊維・紡績業の発展と多角化時代
1896年に富士紡績(株)として設立された老舗企業である。富士山の豊富な水を動力源に紡績業をスタートし、静岡県小山町で紡績工場が操業を開始した。戦前・戦後と次々と紡績工場を操業させ、繊維・紡績事業を拡大していった。1939年には、現在の化学工業品事業の拠点である柳井化学工業(株)を設立し、化学分野へ進出した。また、1976年には、米国B.V.D.とライセンス契約を締結し生活衣料事業の礎が形成され、現在のプレゼンスあるビジネスに発展した。
(2) 苦境期:10期連続無配
繊維・紡績産業は1970年代から1990年代に起きたオイルショック、バブル経済の崩壊、日米貿易摩擦などで国際競争力を大きく失い、国内生産は空洞化し、国内の繊維・紡績産業は斜陽の一途をたどった。同社の繊維・紡績事業も国内工場を次々と閉鎖し、中国やタイへシフトしていった。不採算品や高コスト体質で経営は苦しく、1998年3月期から10期連続無配状態が続き、経営危機に直面することとなった※。
※ 2008年3月期に復配(2円配当)。
(3) 転換期:事業構造改革
経営危機が続くなか、2006年より本格的に事業構造改革を断行した。繊維事業の構造改革と非繊維分野での成長事業(研磨材、化学工業品)の育成を同時に行い、短期間での事業の入れ替えに成功すると、結果的に持続成長・高収益体質の事業ポートフォリオを再構築した。また、現・中期経営計画「増強21-25」の原点とも言える中期経営計画「変身06-10」を打ち出し、長期戦略に基づき「突破11-13」「邁進14-16」「加速17-20」「増強21-25」と矢継ぎ早に実行してきた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司)
《HN》
記事一覧
2025/12/28 10:00:個人投資家・有限亭玉介:フィジカルAI、業績期待&話題株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
2025/12/28 09:00:AIバブルに警戒【フィスコ・コラム】
2025/12/27 17:23:来週・再来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀金融政策決定会合「主な意見」、米FOMC議事要旨、米雇用統計
2025/12/27 17:00:株ブロガー・さなさえ:デジタル革命の裏側で金銀銅など貴金属が高騰!思惑募る注目株【FISCOソーシャルレポーター】
2025/12/27 15:33:国内外の注目経済指標:12月米雇用統計は11月実績を下回る可能性も
2025/12/27 15:30:為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、12月米雇用統計などが手掛かり材料に
2025/12/27 15:29:新興市場見通し:年末年始は個人投資家中心の売買が活発になりやすい
2025/12/27 15:26:米国株式市場見通し:年明けの雇用関連指標などが注目ポイントに
2025/12/27 15:09:国内株式市場見通し:26年相場入りに伴い機関投資家の物色スタンスの変化に注目
2025/12/27 14:41:英ポンド週間見通し:底堅いか、英追加利下げ観測後退でポンド買い継続も
2025/12/27 14:38:豪ドル週間見通し:底堅い動きか、11月CPIが手掛かり材料に
2025/12/27 14:35:ユーロ週間見通し:下げ渋りか、日本の財政悪化への懸念残る
2025/12/27 14:32:為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、12月米雇用統計などが手掛かり材料に
2025/12/27 14:28:国内株式市場見通し:26年相場入りに伴い機関投資家の物色スタンスの変化に注目
2025/12/27 14:25:新興市場見通し:年末年始は個人投資家中心の売買が活発になりやすい
2025/12/27 14:23:米国株式市場見通し:年明けの雇用関連指標などが注目ポイントに
2025/12/27 14:17:国内外の注目経済指標:12月米雇用統計は11月実績を下回る可能性も
2025/12/27 10:00:個人投資家・有限亭玉介:【AIバブル懸念継続ならコレ】内需&バリュー株への物色増も想定【FISCOソーシャルレポーター】
2025/12/27 09:40:26日の米国株式市場は小幅反落
2025/12/27 09:37:米国株式市場は小幅反落、地政学的リスクや金利高を嫌気もAI期待が下支え