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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/10/30 12:28, 提供元: フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント〜AI巨額投資への警戒で半導体関連に売り

*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント〜AI巨額投資への警戒で半導体関連に売り
30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は大幅反落、AI巨額投資への警戒で半導体関連に売り
・ドル・円は軟調、円買い圧力で
・値下がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位が東京エレクトロン<8035>


■日経平均は大幅反落、AI巨額投資への警戒で半導体関連に売り

日経平均は大幅反落。1639.69円安の63019.78円(出来高概算10億4926万株)で前場の取引を終えている。

前日29日の米国株式市場は反落。ダウ平均は132.54ドル安の52342.56ドル、ナスダックは365.12ポイント安の26184.73で取引を終了した。検索グーグル運営のアルファベット(GOOG)の四半期決算を受け人工知能(AI)巨大投資に警戒感が広がり、寄り付き後、下落。建設・工業機器メーカー、キャタピラー(CAT)の下落も相場をさらに押し下げ、終日軟調に推移した。

米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は315.10円安の64344.37円と反落して取引を開始した。アルファベットの四半期決算を受けて人工知能(AI)関連の巨額投資への警戒感が広がり、米ハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、値がさの半導体関連に売りが先行した。売りは電子部品や機械にも波及し、指数は下げ幅を1900円超に拡大。一方、ディフェンシブ関連や内需株には資金移動の動きがみられ、前引けにかけては63000円近辺で推移した。

個別では、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、バンナムHD<7832>、KDDI<9433>、セコム<9735>、良品計画<7453>、大塚HD<4578>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、ニトリHD<9843>、テルモ<4543>、東京海上<8766>、ベイカレント<6532>、武田<4502>などの銘柄が上昇。

一方、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、イビデン<4062>、TDK<6762>、キオクシアHD<285A>、レーザーテク<6920>、村田製<6981>、フジクラ<5803>、豊田通商<8015>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>、スクリン<7735>、ディスコ<6146>、富士通<6702>などの銘柄が下落。

業種別では、空運業、海運業、小売業などが上昇した一方で、非鉄金属、電気機器、ガラス・土石製品などが下落した。

後場の日経平均株価は、安値圏での推移が見込まれる。前場は寄り付き時点の315.10円安から下げ幅を1600円台まで広げており、戻りの鈍さが意識されよう。日経平均は節目の63000円近辺まで水準を切り下げ、短期的な過熱感の修正が進んでいるとの見方もある。米国ではアルファベットの四半期決算を受けて人工知能(AI)向けの巨額投資への警戒感が広がり、ナスダックが下落した。国内の投資家心理が悪化するなか、半導体関連の調整が続く一方、ディフェンシブや内需関連への資金移動が下値を支えるかが後場の焦点となろう。


■ドル・円は軟調、円買い圧力で

30日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、157円89銭から157円11銭まで値を下げた。日銀金融政策決定会合で12月利上げを見極める展開で、円買い圧力が強まった。一方、米10年債利回りは4.90%台に低下し、主要通貨はドル売りに押し上げられた。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円11銭から157円89銭、ユ-ロ・円は176円01銭から176円59銭、ユ-ロ・ドルは1.1177ドルから1.1214ドル。


■後場のチェック銘柄

・アトラグループ<6029>、メタウォーター<9551>など、2銘柄がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます


・値下がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位が東京エレクトロン<8035>


■経済指標・要人発言

【経済指標】
・日・東京CPI(10月):前年比+2.6%、予想+2.7%、前回+2.7%
・日・有効求人倍率(9月):1.19倍、予想1.18倍、前回1.18倍
・日・失業率(9月):2.4%、予想2.5%、前回2.5%
・日・小売売上高(9月):前年比+2.3%、予想+3.3%、前回+2.7%→+2.9%

【要人発言】
・ハンセンNY準備銀行委員
「12月の利上げ、確率は50%」

【金融政策】
・日銀:政策金利1.25%(前回1.25%)=賛成多数(1.50%への利上げ提案1)
「2027年度CPI見通し+2.6%(前回+2.4%)」(展望リポート)


<国内>
・15:30 植田日銀総裁が会見
・日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表 予想1.25% 前
回1.25

<海外>
特になし




《CS》

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