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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/01/05 18:30, 提供元: フィスコ

5日の香港市場概況:香港市場はまちまち、地政学リスクの継続が足かせ

*18:30JST 5日の香港市場概況:香港市場はまちまち、地政学リスクの継続が足かせ
週明け5日の香港市場はまちまち。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比8.77ポイント(0.03%)高の26347.24ポイントと小幅に続伸する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は20.52ポイント(0.22%)安の9148.47ポイントと反落した。

米ハイテク株の上昇や中国当局による産業支援策への期待が支援材料となり、相場全体の押し上げ要因となった。一方で、世界経済の先行き懸念や地政学リスクの継続は投資家心理の重荷となり、上値はやや限定的だった。為替市場での人民元の動向にも警戒感が残った。

人工知能関連株を中心に買いが先行。半導体やネット関連などハイテクセクターに資金が流入し、他のセクターへも波及した。加えて、資源価格の持ち直しを背景にエネルギーや金鉱関連にも買いが入った。中国内需の回復期待から一部消費関連株も堅調に推移した。

ハンセン指数の構成銘柄では、不動産・建設セクターでは買いが優勢となった。華潤置地(1109/HK)が5.1%高、龍湖集団(0960/HK)が4.8%高、中国資本開発(1209/HK)が2.0%高と上昇。中国当局による不動産市況の安定化支援策への期待が背景にある。加えて、小売や消費関連では周大福(1929/HK)が5.1%高、李寧(2331/HK)が2.7%高と買われ、内需回復を期待した物色も見られた。

半面、エネルギーセクターが売りに押された。中国海洋石油総公司(0883/HK)が3.3%安、中国石油天然気(0857/HK)が3.5%安、中国石油化工(0386/HK)が1.9%安といずれも下落。原油価格の調整や需給不均衡に対する懸念が背景にあり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。加えて、石炭関連の中国神華能源(1088/HK)も1.9%安となり、資源関連全体に広く売りが波及した。

続いて、自動車セクターでも下げが目立った。比亜迪(1211/HK)が3.0%安、吉利汽車(0175/HK)が3.3%安、理想汽車(2015/HK)が2.4%安と軒並み下落。中国国内での消費回復に対する不透明感や価格競争の激化が重しとなった。また、スマートフォン関連の小米集団(1810/HK)も2.3%安と下げ、テクノロジーの一角も軟調だった。

本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は前営業日比1.38%高の4023.42ポイントで取引を終了した。


《AK》

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