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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/07/15 17:23,
提供元: フィスコ
15日の中国本土市場概況: 上海総合0.4%安で4日ぶり反落、不動産株に売り
*17:23JST 15日の中国本土市場概況: 上海総合0.4%安で4日ぶり反落、不動産株に売り
15日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比14.65ポイント(0.42%)安の3505.00ポイントと4日ぶりに反落した。
中国経済指標が嫌気される流れ。取引時間中に公表された経済指標に関しては、今年4〜6月期GDP成長率が実質ベースで前年同期比5.2%と前四半期(1〜3月)の5.4%から伸びが縮小している。6月の小売売上高と1〜6月の固定資産投資は下振れし、1〜6月の不動産開発投資は落ち込みが拡大した。中国の政策に対する期待感や、米中対立の警戒感後退などで買い先行したものの、指標発表後に売り優勢に転じている。また、上海総合指数は前日までの続伸で、2022年1月以来、約3年半ぶりの高値水準を切り上げただけに、高値警戒感も広がった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。信達地産(600657/SH)が4.9%安、新城控股集団(601155/SH)が2.5%安、金地集団(600383/SH)が2.0%安、保利発展控股集団(600048/SH)が1.6%安、華麗家族(600503/SH)が1.5%安で引けた。
消費関連株もさえない。酒造の山西杏花村フェン酒(600809/SH)が2.0%安、スーパーの永輝超市(601933/SH)が1.9%安、衣料品の海瀾之家(600398/SH)が1.8%安、エナジー飲料の東鵬飲料(605499/SH)と食品の桃李面包(603866/SH)がそろって1.6%安、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)と宝飾品の老鳳祥(600612/SH)がそろって1.4%安で取引を終えた。
発電株も安い。大唐国際発電(601991/SH)が3.7%、上海電力(600021/SH)が2.8%、華電国際電力(600027/SH)が1.3%、華能国際電力(600011/SH)が1.1%ずつ下落した。金融株、資源・素材株、インフラ関連株、空運株なども売られている。
半面、自動車株は高い。北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が4.0%、上海汽車集団(600104/SH)が2.6%、長城汽車(601633/SH)が2.5%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が2.0%ずつ上昇した。医薬株、ハイテク株の一角なども買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.52ポイント(1.34%)安の259.38ポイント、深センB株指数が5.70ポイント(0.46%)安の1240.44ポイントで引けた。
亜州リサーチ(株)
《CS》
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