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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/08/03 12:38, 提供元: フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント〜幅広い銘柄が軟調推移

*12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント〜幅広い銘柄が軟調推移
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は大幅反落、幅広い銘柄が軟調推移
・ドル・円は急落、日米協調介入で
・値下がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位がファナック <6954>



■日経平均は大幅反落、幅広い銘柄が軟調推移

日経平均は大幅反落。1121.51円安の63240.51円(出来高概算14億1919万株)で前場の取引を終えている。

7月31日の米国市場でダウ平均は276.97ドル高の52485.03ドル、ナスダックは251.68ポイント高の25373.85で取引を終了。オンライン小売アマゾン・ドット・コムの好決算を受けて投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。原油価格の反発や連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派発言を背景とした金利の上昇を嫌気し、一時下げに転じたものの、比較的堅調な経済指標や企業決算を好感した買いに相場は再び上昇した。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。

米株式市場の動向を横目に、3日の日経平均は527.07円安の63834.95円と反落して取引を開始した。寄り付き後は、前週末に2400円を超える急伸となった反動から利益確定の売りが先行。決算が失望されたファナック<6954>が急落したほか、トヨタ<7203>やスズキ<7269>など自動車株にも売りが広がり、投資家心理を圧迫した。FRBのタカ派発言を背景とした米金利上昇も重荷となり、日経平均は時間の経過とともに下げ幅を拡大。キオクシアHD<285A>など半導体の一角は堅調だったものの指数を支えきれず、前引けを迎えた。

個別では、キオクシアHD、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、レーザーテク<6920>、ディスコ<6146>、ファーストリテ<9983>、ルネサス<6723>、フジクラ<5803>、ニトリHD<9843>、大塚HD<4578>、ソシオネクスト<6526>、HOYA<7741>、日ハム<2282>、安川電<6506>、住友ファーマ<4506>などの銘柄が上昇。

一方、アドバンテス<6857>、ファナック、東エレク<8035>、イビデン<4062>、京セラ<6971>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、中外薬<4519>、住友電<5802>、コナミG<9766>、トヨタ、スズキ、KDDI<9433>、東京海上<8766>、三菱電<6503>などの銘柄が下落。

業種別では、金属製品のみが上昇した一方で、輸送用機器、保険業、鉱業などが下落した。

後場の日経平均株価は、63000円台での軟調な展開が続くことが想定される。前週末の急伸に対する利益確定売りが広がるなか、業種別でも金属製品を除く32業種が下落する全面安の展開が続きやすい。一方、半導体関連株の一角には買いが継続しており、決算を手掛かりとした個別物色が相場の下支え要因として意識されよう。また、トランプ米大統領がイランに対する攻撃停止に同意すると表明したことは一定の安心感にもつながっている。ただ、FRBのタカ派発言を背景とした米金利の上昇も引き続き警戒されやすく、今晩の米国市場の動向を見極めたいとの思惑から積極的な押し目買いは手控えられ、マイナス圏でのもみ合いが続くとの見方が広がりやすい。



■ドル・円は急落、日米協調介入で

3日午前の東京市場でドル・円は急落し、157円88銭から155円23銭まで下値を切り下げた。前週の日米協調介入に反応し、急激なドル安・円高が進んだ。日米通貨当局は為替介入の実施を明言したうえで、追加介入を辞さない構えを示しドル売り・円買いを誘った。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円23銭から157円88銭、ユ-ロ・円は179円37銭から182円23銭、ユ-ロ・ドルは1.1527ドルから1.1559ドル。


■後場のチェック銘柄

・トーメンデバイス<2737>やビープラッツ<4381>の3銘柄がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはアドバンテスト <6857>、同2位がファナック <6954>


■経済指標・要人発言

【経済指標】
特になし

【要人発言】
・トランプ米大統領
「米国の円相場への介入は友好の証だった」
・ベッセント米財務長官
「更なる円の協調介入をためらわず」
・片山財務相
「日米財務省、31日に協調して円買い介入を実施」
「協調介入は25年9月発出の『日米財務大臣共同声明』に基づき実施」
「最近見られた円の過度な変動や無秩序な動きに対処」
「米財務省との緊密なコミュニケーションを維持、さらなる協調介入実施も躊躇せず」
「日本は将来的にFRBのレポファシリティーの活用を予定」
・三村財務官
「さらなる協調介入に躊躇せず」
「今回の協調介入、日米通貨同盟の完成形」
「引き続き日銀の金融政策としっかり連動しながら対応」


<国内>
・財務省が為替介入実績・日次ベース公表(4-6月、7日までに)

<海外>
・14:00 印・製造業PMI確定値(7月) 前回53.9
・15:30 スイス・消費者物価指数(7月) 予想0.4% 前回0.5%




《CS》

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