|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/08/22 12:31,
提供元: フィスコ
日経平均は小反発、方向感に乏しい横ばいの推移
*12:31JST 日経平均は小反発、方向感に乏しい横ばいの推移
日経平均は小反発。4.92円高の42615.09円(出来高概算8億8777万株)で前場の取引を終えている。
21日の米国株式市場は、ダウ平均が前日比152.81ドル安の44785.50ドル、ナスダック総合指数が同72.55ポイント安の21100.31ポイントで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に加えFRB高官のタカ派発言、製造業PMIや中古住宅販売の予想外の改善で年内の利下げ期待が後退し長期金利上昇に連れ続落した。相場は終日軟調に推移し終盤にかけてもパウエルFRB議長の講演を控えた手仕舞い売りに押され、戻りなく終了した。
米株式市場を横目に、22日の日経平均は19.64円高の42629.81円と反発して取引を開始した。寄付き後は、昨日までの3日続落で1100円を超す下げとなり、短期的な高値警戒感がやや緩和したことから、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。ただし、上値は重く、利益確定の売りも見られ、上昇幅は限定的となった。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>、東京エレクトロン<8035>、ベイカレント<6532>、東京海上ホールディングス<8766>、レーザーテクノロジー<6920>、KDDI<9433>、富士フイルムホールディングス<4901>などの銘柄が上昇した。
一方、ファーストリテイリング<9983>、信越化学工業<4063>、コナミグループ<9766>、リクルートホールディングス<6098>、ダイキン工業<6367>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、アドバンテスト<6857>などの銘柄が下落した。
業種別では、保険業、電気・ガス業、電気機器が値上がり率上位、化学、空運業、サービス業が値下がり率上位となった。
後場の日経平均株価は、前場の動きを引き継ぎ、方向感に乏しい展開が予想される。米国株式市場の動向や為替相場、企業業績などが引き続き注目される中、投資家の慎重な姿勢が続く可能性がある。また、日銀の金融政策や国内経済指標の発表も、相場の方向性を左右する要因となるだろう。引き続き、外部環境や企業業績の動向に注視する必要がある。
《AK》
記事一覧
2025/08/25 22:00:【市場反応】米・7月シカゴ連銀全米活動指数は予想外に悪化、ドル伸び悩む
2025/08/25 19:55:欧州為替:ドル・円は小高い、ユーロ・ドルは軟化
2025/08/25 19:11:欧州為替:ドル・円は底堅い、クロス円は失速
2025/08/25 18:17:欧州為替:ドル・円は小動き、ややドル売り
2025/08/25 18:15:日経平均テクニカル:続伸、連日の5日線割れ
2025/08/25 18:01:25日の香港市場概況: ハンセン1.9%高で続伸、不動産セクターに買い
2025/08/25 17:25:欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、目先の経済指標をにらみドル売り後退
2025/08/25 17:16:東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は失速
2025/08/25 17:07:東証グロ−ス指数は反発、相対的に主力市場よりも強さ意識
2025/08/25 17:05:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、ソフトバンクGとリクルートHDの2銘柄で約147円押し上げ
2025/08/25 16:50:25日の中国本土市場概況: 上海総合1.5%高で4日続伸、不動産株に買い
2025/08/25 16:35:日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感が緩和
2025/08/25 16:34:買い一巡後はこう着感の強い相場展開【クロージング】
2025/08/25 16:32:東京為替:ドル・円は小動き、ドル売り後退
2025/08/25 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:上値は重いものの5日ぶりに反発
2025/08/25 16:28:インフレ持続で10月以降の米政策金利について予断を持つことは難しくなり
2025/08/25 16:23:いちご---連結子会社によるレジデンス10物件の資産譲渡を決定
2025/08/25 16:22:日経平均は続伸、買い一巡後は上げ幅縮小
2025/08/25 16:05:豊和工、ピクセルCZ、芝浦機など
2025/08/25 15:55:新興市場銘柄ダイジェスト:和心は急落、ピアズがストップ高
|